坂本竜馬
August 18, 2005
完璧でなくても良いんですよ。
「自分の理想通りに事が運ばない」
ということだと思います。
うつ病になる人というのは、完璧主義者が多いということを聞いた事がありますが、これは、どんな場面でも完璧を追い求めすぎるからでしょうね。
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』の一節に、竜馬のこんな台詞が出てきます。
完全を望み理想を追いすぎる。それを現実にしようと思うから、気があせる。
そうなると無理な芝居を打たねばならんようになり必ず崩れ去る
武市半平太は、完璧主義者でした。土佐藩を、勤王藩にするという、途方もない理想を掲げましたが、道半ばに倒れました。
理想だけを追い求めてると、無理が出てくるんでしょうねー。
理想は、100%達成しなくても、いいじゃない。
理想の70%くらい出来れば上等上等!
70%達成できたら、残りの30%を埋めるために、そこから頑張れば良いんだから。
そう考えると、気持ちがスーッと楽にならないですか?
▼いくつになっても人生の指標になっています。
竜馬の生き方は、これからも日本人のバイブルだと思います。
竜馬がゆく〈6〉
司馬 遼太郎
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August 03, 2005
龍馬の翔けた時代
京都国立博物館には平成11年に国の重要文化財に指定された坂本龍馬に関する資料が収蔵されています。
その多くは、実家である坂本家から寄贈されたものであり、家族へ宛てた書簡(手紙)類や坂本家の先祖書、海援隊の記録、そして刀などの遺品類です。
また、龍馬が亡くなった京都の近江屋子孫の井口家からも紋服や血染屏風、書簡などを寄贈されています。
龍馬の手紙が一堂に会する貴重なこの機会をお見逃しなく!
ということで、竜馬にゆかりの深い京都で行われている展覧会です。
竜馬が生まれて、170年もたつんですね。
私にとって竜馬は、永遠に超えられない、大きな大きな存在です。
同じ国に生まれたことを、誇りに思います。
そして、少しでも竜馬のように、魅力的な男になりたいと、心から願っています。
竜馬が着てた紋服も展示されてるんですぜっ!
竜馬が持ってた刀(吉行)もあるんですぜっ!!
竜馬が暗殺された時の部屋にかけてた、掛け軸もあるんですぜっ!!!
うーむ、竜馬ファンは必見ですな。
京都国立博物館は、こちらから。
展示品を見ることができますよ。
July 10, 2005
坂本竜馬に学ぶ【人と違うことをしろ!
とは、よく聞く言葉です。
要するに、みんなと同じことをしていても目立つことがないし、一目置かれることもない、ということですね。
坂本竜馬も、そう考える人でした。
竜馬の言葉に、とっても印象深い言葉があるので、紹介しますね。
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July 01, 2005
坂本竜馬の言葉【鐘を叩くと・・・・】
(って、勝手に決めつけてます^^;)
坂本竜馬は、土佐藩の下級武士出身で、脱藩後は故郷の土佐藩から指名手配される身。
かたや西郷隆盛は、薩摩藩の代表として辣腕をふるった一流の藩士。
比較すると、「どうしてこの2人、仲良かったの?」と思いますよね。
今の時代なら、大臣とフリーターが一緒に「日本を良くしていこう!」と話をしているようなもんです。
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坂本竜馬の本
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June 10, 2005
義理人情なんか、捨ててしまえ〜!!
私、これでも義理堅い方なんですよ。
「飲みに行こう」と誘われると、「よし、行こう!」となるし、
「遊びに行こう」と誘われると、「待ってました!」となります(笑)。
仕事でも、「○○やってくれない?」と言われると、忙しいのに「分かりました」となります。
おかげで、仕事を山のように抱え、徹夜することもあります(悲)。
おかげで、妻の頭に角が生える時もあります(恐)。
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June 08, 2005
男は度胸・・・とは言うものの
という言葉がありますよね。
でも、私に言わせれば男の方こそ、愛嬌が必要だと思うんです。
魅力のある男は、愛嬌があります。
あのホリエモンでも、独特の愛嬌があると思います(笑)。
長嶋茂雄も、愛嬌があるから国民的人気があるんですよね。
私の中で、一番愛嬌がある男は、坂本竜馬です。
といっても、竜馬に直接会った事がないので、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』に描かれている竜馬という男に対してですが・・・
その『竜馬がゆく』の中に、こんなシーンがあります。
竜馬が剣術修行に江戸に出てきた時の、土佐藩の藩邸での話です。
竜馬は武市の信奉者に生意気だと思われ、危うく布団蒸しにされかかりました。
それを知恵を使って逃れ、逆襲し、その尊敬する武市を勘違いさせて布団蒸しにさせてしまったのです。
しかし、その時の竜馬の逃げっぷりが愛嬌たっぷり(笑)。
その後、武市以下土佐藩の者は、「えっらいやっちゃ」ということで、竜馬に急速に親しみを覚えていく。
というシーンです。
後日、竜馬にひどい目にあったのにどうしてとがめないと聞かれて、武市がこう答えています。
たとえ悪事を働いても、それがかえって愛嬌に受け取られ、ますます人気の立つ男が、英雄というものだ。竜馬にはそういうところがある。ああいう男と喧嘩するのは、するほうが馬鹿だし、仕損さ。
「竜馬がゆく1 千葉道場 司馬遼太郎 文春文庫」
同じ事をやっても、憎たらしく思う人と、愛嬌を感じる人がいますよね。
それって、元々持っている人格や雰囲気なのでしょうか?
それとも、訓練してできるものなのでしょうか?
愛嬌のある人には、応援してくれる人も現れるし、人に好かれます。
みんなに持ち上げられるんですよね。
うう、なんてお得なんだろ。
自分はどうかな?と考えつつ、「愛嬌のある男になりたいなー」と思っている今日この頃です。
愛嬌も度胸も任侠も(笑)、すべてを兼ね備える魅力的な人間になりたいですね。
▼愛嬌たっぷりの竜馬に一目惚れしたい方は、どうぞ(笑)
竜馬がゆく〈1〉
司馬 遼太郎
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May 25, 2005
坂本竜馬 人間の器について考える
部下や後輩を育てるのには、ちょっとしたコツがあります。
それを、坂本竜馬の言葉から学ぶことができます。
それが、この言葉。
「仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はだれでも出来る。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない」
この言葉は、大政奉還案が成り、徳川慶喜が政権を朝廷に返すことが決まった後、竜馬が書いた新政府案の中に、竜馬自身の名前がありませんでした。
それについて、竜馬自身の考え方を言ったものです。
仕事の成果を人に譲るのは、とても大きな心がないと、出来るもんじゃないですよね。
大抵は、自分の手柄にしたいものです。
ところが、すべてを自分の手柄にしては、後に続く者が育ちません。
特に、仕事で部下や後輩を育てる時に、上司である自分が手柄を独り占めしては、部下も面白くないし、まして自分で苦労して仕事の質を高めようと努力しないかも知れません。
上司は、成功までの8割方の道筋を作ってあげるのが仕事。
それを部下に譲り、部下に成功の味を覚えさせる。
すると、部下は勝ち味を覚えるので、仕事が楽しくなります。
その結果、ますます良い仕事が出来るように、一生懸命になります。
善循環ですね。
この善循環を生み出すのが、上司の仕事と言えるでしょう。
そのためには、竜馬のように、広ーーーーーーーーーい、大きな心が必要になります(笑)。
決して独り占めしないこと。成功体験をシェアすること。
それが、いい仕事を生み出す秘訣です。
■参考文献
竜馬がゆく〈8〉
司馬 遼太郎
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May 20, 2005
坂本竜馬 【感じる心を持つことって大事ですね】
今日の夕方、会社の屋上で夕日を見ました。
それが、すっごくキレイだったんですよ!んで、
「うわぁ〜、キレイやなー(私、関西人なんです)」
って感激してると、50歳代の先輩が屋上に上がってきてタバコを一服。
「夕日がきれいですね〜」と言うと・・・・
「そうか〜?」の一言^^;。
なんだか寂しくなりましたよ。そこで、思い出した一節があります。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の中に出てくる一節です。
竜馬が土佐から江戸へ剣術修行に行くときに、泥棒の藤兵衛と出会い、
一緒に旅をする場面があります。その1シーンです。
竜馬は江戸へ向かって、寝待ちの藤兵衛と旅をする。
そして、生まれてはじめて富士山を見た。
「藤兵衛、この景色を見ろ」
「へい」
藤兵衛はつまらなそうにまわりをみた。
「気のない顔だなあ」
「藤兵衛、一向に驚かぬな」
「見なれておりますんで」
「若いころ、はじめてみたときはおどろいたろう。
それともあまり驚かなんだか」
「へい」 藤兵衛は、にが笑いしている。
「だからお前は盗賊になったんだ。血の気の熱いころにこの風景をみて
感じぬ人間は、どれほど才があっても、ろくなやつにはなるまい。
そこが真人間と泥棒の違いだなあ」
「おっしゃいますねぇ。それなら旦那は、この眺望をみて、なにを
お思いになりました」
「日本一の男になりたいと思った」
同じ風景を見ても、それに感激する人と感激しない人がいます。
同じことを言われても、気付く人とそうでない人がいます。
どれほど才能があっても、その「感じる心」を持たないとダメだと
思うんですね。どんなことにも、気付くか気付かないか。
ここがポイントです。チャンスが目の前に来てるのに、それが分からない人。
小さなチャンスを見逃さず、成功へ向けて着々と歩を進める人。
その小さな違いが、大きな差となってくるんだと思います。
May 18, 2005
坂本竜馬も言ってますよ!・・・・って、何を?
行動することが、一番大切です。
これは、このブログでも何回も言ってることです。
でも、世の中には、行動できない人の方が多いんですね。
うーん、どうしてでしょう? ちなみに、アメリカでのアンケート結果ですが、90歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんに、こんなアンケートをとったらしいです。
「あなたが、今までの人生で一番後悔していることは何ですか?」
答えはなんだと思います?
それは・・・・
「もっとチャレンジ(行動)しておけばよかった」
という答えが、圧倒的に多かったそうです(笑)。 なんだか、考えさせられますよね。90歳になって、一番する後悔は、行動しなかったことなんですよ。
でも、行動するのは勇気がいりますよね。どうして行動しないのか?それは、「失敗したら、どうしよう・・・」という感情があるからだと思います。 誰でも失敗なんか、したくないですもんね。
行動して失敗するくらいなら、行動しないほうが居心地が良いんです。でも、行動しないと、未来を切り開くことはできません。 坂本竜馬も言ってますよ!
何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。
失敗しようが、成功しようが、死んでしまうと、みんな骨になるんです!
一回きりの人生。チャレンジしたほうが面白いですよね。竜馬の言葉をかみしめると、気が楽になってきませんか?
私は、スーッと楽になりました。 思い切って行動すると、今までとは違う未来が自分の目の前に広がります。行動しないと、今までと同じ現実が明日も続きます。 どんな小さな行動でもいいと思います。
まずは、昨日までやっていなかった事、やりたいと思っているけど、ほんの少しの勇気がなくて行動できなかったこと。 やってみましょうよ!
May 15, 2005
相手に臆したときに、使える教えとは?
大事な商談や、プレゼンテーションの時。自分より立場も地位も上の人と話をするとき。 ついつい、気後れしてしまう時って、ありますよね。
気後れすると、自分の言いたいことも言えなくなりますし、余裕もなくなります。 そんな時は、坂本竜馬のこんな言葉を実行すると、効果がありますよ。
人に会ふとき、もし臆するならば、その相手が夫人とふざけるさまは如何ならんと思へ。
いかにも竜馬らしい言葉ですね(笑)
男っていうのは、バカな動物です。いくら偉くなっても、地位や名声を築いても、女の人と○○○○する時って、結局、みんな同じなんですね(爆)。
目の前にいる、威圧を感じる人が、女の人に甘えているところを想像しましょう。 例えば、めっちゃ恐ろしそうな、威圧感バツグンの人と相対したとき。その人が、女の人に「ぼくちゃん、さびしいの」などと甘えているところとか(笑)。 不思議なことに、その人に親近感を感じますよ。 でも、おもわず「プッ」と噴出さないように気をつけてくださいね。