September 21, 2005

武道から見るオリンピック考

石原東京都知事が、2016年のオリンピックを東京都に招致するという表明をしました。

既に福岡市、札幌市でもオリンピック招致に向けて動いているようです。

オリンピック招致の理由は、経済的インパクトが一番のようですねー。
1984年のロス五輪から、民間資本が中心のオリンピックになり、商業主義になったのは周知の通りですが、これに眉をしかめていた武道家が、極真空手の大山倍達総裁でした。

大山総裁の言葉に、こんな言葉があります。

スポーツマンを金銭の奴隷にするオリンピックなら廃止した方がよい

オリンピックを目指しているアスリートは、金銭欲だけで頑張っているんじゃないと思いますよね。

お金じゃない部分で頑張っている人が、ほとんどだと思います。

お金が儲かるから、オリンピックを招致しよう!
じゃなくて、
ここは気候もいいし、世界中のスポーツマンが集い、競い合うには最高の環境がある。だからオリンピックを誘致しよう!

と言う方が、崇高だと思うんですが、どんなもんでしょう?

もちろん、お金のためにやってたって良いんですよ。
一生懸命な姿を見せてもらって、感動を与えてもらえればね。






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