May 2005
May 30, 2005
恥ずかしながら、中学生の時に先生に喧嘩を売ってしまいました。
当時、私は中学三年生。
ブルース・リーと大山倍達に憧れる、普通の中学生でした。
普通、といっても相当な格闘オタク。
友人と極真空手の真似事などをして、毎日練習していました。
当時は、極真をやりたくても近くに道場はなく、本やビデオを見ながら、見よう見まねで友人たちと毎日練習していました。
それでも自分では、結構強くなった気がしていたんです。
今から思えば赤面モンです(恥)。
そんな普通の中学三年生(笑)。
修学旅行で、東京に行くことになったのです。(完全なおのぼりさんです^^;)
宿泊した日の夜のこと。
たまたま、テレビでジャッキーチェンの映画がやっていて、格闘好きの連中が集まって、テレビを見て盛り上がっていたのです(色気まったくなし^^;)
そこにやって来たのが、K先生。
K先生は、少林寺拳法三段の腕前でした。
しかし、当時極真空手に洗脳されていた私は、「少林寺なんて、弱っちい」という、恐るべき世間知らずな(笑)先入観を持っていました。
K先生は、見た目痩せ型で、弱々しい感じだったので、なおさらです(笑)
K先生が、「へージャッキー・チェンかー」
といいつつ、私たちの部屋に入ってきました。
そこですかさず、
私 「先生って、少林寺やってるんやろ?」
K先生 「うん、そうや」
私 「俺と、ここで勝負せーへん?」
K先生 「お前、なにかやってるんか?」
私 「ちょっと空手の真似事を・・・」
K先生 「へー、そうかー。でもまあ、やめとこう」
私 「やろうよ!俺、自信あるし!」
ということで、嫌がる先生を無理やり立たせて、戦いの場(笑)に、引きずり込んだのでした。
ルールは、3分間。金的以外は何をやっても良しという過激なルール(笑)。
修学旅行の一室が、先生と生徒が相対するリングとなったのです。
そして戦いが始まりました。
そこで私が遭遇した、少林寺拳法のすごさとは?
あまりの出来事に、何が起こったのかすらわかりませんでした。
「えっ????今、何が起こったの・・・・????」
「す、すごい・・・・・」
長くなったので、次回に続くです(笑)。
プライドを高く持て!
なんて言う言葉、聞いた事ないですか?
よく使われるのが、ネガティブな表現としてです。
でも、これって私に言わせれば、プライドも持てない軟弱者や臆病者が言ってる、負け犬の遠吠えです。
アントニオ猪木は、プライドについて、次のように言ってます。
プライドが高い、と言うと良くない言葉として使われているが、プライドなくして何にぶつかっていける。何に燃えられる。
プライド高くあれ、と私は言いたい。プライドは懸命に生きていて初めて身につくものだからだ。
人生、プライドは絶対に必要だと思います。
それは、自分自身に対する尊厳であるからです。
学生には学生のプライドが、
サラリーマンにはサラリーマンのプライドが、
商売人には商売人のプライドが、
主婦には主婦のプライドが・・・
それぞれ、どんな人生を歩むにせよ、プライドが必要です。
プライドを持てなくなると、どうなるのか?
卑屈になります。
挑戦心がなくなります。
傍観者に成り下がってしまいます。
プライドを高く持つから、精神の自立ができるのだと思います。
自分のプライドとは何か?
それを考えると、自分らしさが見えてくるかもしれませんよ。
あなたのプライドは、何ですか?
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May 25, 2005
坂本竜馬 人間の器について考える
部下や後輩を育てるのには、ちょっとしたコツがあります。
それを、坂本竜馬の言葉から学ぶことができます。
それが、この言葉。
「仕事というものは、全部をやってはいけない。八分まででいい。八分までが困難の道である。あとの二分はだれでも出来る。その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。それでなければ大事業というものはできない」
この言葉は、大政奉還案が成り、徳川慶喜が政権を朝廷に返すことが決まった後、竜馬が書いた新政府案の中に、竜馬自身の名前がありませんでした。
それについて、竜馬自身の考え方を言ったものです。
仕事の成果を人に譲るのは、とても大きな心がないと、出来るもんじゃないですよね。
大抵は、自分の手柄にしたいものです。
ところが、すべてを自分の手柄にしては、後に続く者が育ちません。
特に、仕事で部下や後輩を育てる時に、上司である自分が手柄を独り占めしては、部下も面白くないし、まして自分で苦労して仕事の質を高めようと努力しないかも知れません。
上司は、成功までの8割方の道筋を作ってあげるのが仕事。
それを部下に譲り、部下に成功の味を覚えさせる。
すると、部下は勝ち味を覚えるので、仕事が楽しくなります。
その結果、ますます良い仕事が出来るように、一生懸命になります。
善循環ですね。
この善循環を生み出すのが、上司の仕事と言えるでしょう。
そのためには、竜馬のように、広ーーーーーーーーーい、大きな心が必要になります(笑)。
決して独り占めしないこと。成功体験をシェアすること。
それが、いい仕事を生み出す秘訣です。
■参考文献
竜馬がゆく〈8〉
司馬 遼太郎
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May 24, 2005
大山倍達の教え【自分の言葉で語ること】
それを言われたら、私のブログ自体が大問題です(汗)。
豊臣秀吉に学ぶ【独りよがりにならない方法】
May 21, 2005
大山倍達の教え【歴史を作る男とは・・・?】
歴史を作るとは、どういうことを言うのか考えてみたいと思います。
私が思うのは、「新しく道を作る」ということだと思います。
道路工事じゃないですよ(笑)。
要するに、今までになかった価値を世の中に作り出すことです。これについて、極真空手の創始者・大山倍達総裁は、こう言ってます。
歴史を作るのは男らしい男だけだ、あとの男は作られた歴史に便乗する
歴史を作るのは、男らしい男だけだ。
これはどういう意味でしょうか? 私が考える「男らしい男」とは?
■自分で人生を切り開くという、強い意志と力を持っている。
■他人のせいにせず、責任は自分にあると考える。
■新しい事に、おびえずチャレンジする。
■小さな失敗にくよくよしない。
■行動力のかたまり。
■大きな志を持っている。
■包容力がある。
■ワイルドである(笑)。
などです。要するに、「主体的」に生きる男です。
この、男らしい男は、未来を自分で切り開くという意志が非常に強いです。そして、周りの環境に左右されない、強い意志を持っています。
対して、「あとの男」とは・・・
■誰かになんとかしてもらおうと考える。
■責任は自分にあるのではなく、他のなにかにあると考える。
■誰かの成功をねたむ、または、後追いする。
■チャレンジを怖がる。
■行動せずに、くよくよ考えてばかりいる。
などでしょうか。
世の中の成功者は、こう考えると納得いきませんか?
ビジネスの世界では、松下幸之助本田宗一郎などが、「男らしい男」のように思います。
男には体力も必要ですが、もっと根本的な考え方や意識の差、そして行動力が求められているのだと思います。
こう考えると、男らしい男になるためには、お金もかからないし、明日からでもなれますよね!
決して、表面上の格好良さで判断するべきものではありません。 歴史を作るのは、決して大きいことだけじゃないです。
■新しい事業を立ち上げる
■会社内で、新しい提案をする
■新しいルールを作り出す
■昨日の自分ではしていなかった事に、今日チャレンジする
など、小さな事でも十分だと思います。
昨日の自分より、今日の自分。
男子たるもの、三日見ざれば刮目すべし! です。
さて、今日からどんな事にチャレンジしますか?
格闘技好きの人のために、DVDの紹介をしています。今後、私がオススメするDVDだけを紹介していきますので、是非ご覧くださいね↓ モリモトがオススメする格闘技DVD
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May 20, 2005
坂本竜馬 【感じる心を持つことって大事ですね】
今日の夕方、会社の屋上で夕日を見ました。
それが、すっごくキレイだったんですよ!んで、
「うわぁ〜、キレイやなー(私、関西人なんです)」
って感激してると、50歳代の先輩が屋上に上がってきてタバコを一服。
「夕日がきれいですね〜」と言うと・・・・
「そうか〜?」の一言^^;。
なんだか寂しくなりましたよ。そこで、思い出した一節があります。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の中に出てくる一節です。
竜馬が土佐から江戸へ剣術修行に行くときに、泥棒の藤兵衛と出会い、
一緒に旅をする場面があります。その1シーンです。
竜馬は江戸へ向かって、寝待ちの藤兵衛と旅をする。
そして、生まれてはじめて富士山を見た。
「藤兵衛、この景色を見ろ」
「へい」
藤兵衛はつまらなそうにまわりをみた。
「気のない顔だなあ」
「藤兵衛、一向に驚かぬな」
「見なれておりますんで」
「若いころ、はじめてみたときはおどろいたろう。
それともあまり驚かなんだか」
「へい」 藤兵衛は、にが笑いしている。
「だからお前は盗賊になったんだ。血の気の熱いころにこの風景をみて
感じぬ人間は、どれほど才があっても、ろくなやつにはなるまい。
そこが真人間と泥棒の違いだなあ」
「おっしゃいますねぇ。それなら旦那は、この眺望をみて、なにを
お思いになりました」
「日本一の男になりたいと思った」
同じ風景を見ても、それに感激する人と感激しない人がいます。
同じことを言われても、気付く人とそうでない人がいます。
どれほど才能があっても、その「感じる心」を持たないとダメだと
思うんですね。どんなことにも、気付くか気付かないか。
ここがポイントです。チャンスが目の前に来てるのに、それが分からない人。
小さなチャンスを見逃さず、成功へ向けて着々と歩を進める人。
その小さな違いが、大きな差となってくるんだと思います。
May 18, 2005
坂本竜馬も言ってますよ!・・・・って、何を?
行動することが、一番大切です。
これは、このブログでも何回も言ってることです。
でも、世の中には、行動できない人の方が多いんですね。
うーん、どうしてでしょう? ちなみに、アメリカでのアンケート結果ですが、90歳以上のおじいちゃん、おばあちゃんに、こんなアンケートをとったらしいです。
「あなたが、今までの人生で一番後悔していることは何ですか?」
答えはなんだと思います?
それは・・・・
「もっとチャレンジ(行動)しておけばよかった」
という答えが、圧倒的に多かったそうです(笑)。 なんだか、考えさせられますよね。90歳になって、一番する後悔は、行動しなかったことなんですよ。
でも、行動するのは勇気がいりますよね。どうして行動しないのか?それは、「失敗したら、どうしよう・・・」という感情があるからだと思います。 誰でも失敗なんか、したくないですもんね。
行動して失敗するくらいなら、行動しないほうが居心地が良いんです。でも、行動しないと、未来を切り開くことはできません。 坂本竜馬も言ってますよ!
何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。
失敗しようが、成功しようが、死んでしまうと、みんな骨になるんです!
一回きりの人生。チャレンジしたほうが面白いですよね。竜馬の言葉をかみしめると、気が楽になってきませんか?
私は、スーッと楽になりました。 思い切って行動すると、今までとは違う未来が自分の目の前に広がります。行動しないと、今までと同じ現実が明日も続きます。 どんな小さな行動でもいいと思います。
まずは、昨日までやっていなかった事、やりたいと思っているけど、ほんの少しの勇気がなくて行動できなかったこと。 やってみましょうよ!
May 17, 2005
宮本武蔵の教え 【剣術は、世の中の役に立つの?】
空手や拳法、柔道、剣道、合気道など。
それらの「技術」は、実生活で使うことはあまりありません。 空手を習っている人が、いきなり街中で人を殴ったりはできないですよね。突きや蹴りの技術は、それ自体、道場の中か、試合でしか使うことしかできないものなんです。
じゃあ、めちゃくちゃしんどい目をして、どうしてそんな技術を習得しようとするの?
そのジレンマに悩まされた一人の剣豪がいます。
彼の名は、宮本武蔵。
戦国時代後半から江戸時代前半にかけて活躍した、不世出の剣豪。生涯60数度の戦いをすべて勝ち抜き、剣一筋に生きた人です。
その強さは、今となっては知る由もありませんが、とにかく「めっちゃ強かった」んでしょう(笑)。
その武蔵の生きた時代。特に晩年。 江戸時代前半になると、争乱の種も消え、天下泰平の空気が世の中に流れ出すと、人を殺傷するための「剣技」は、無用の長物だという風潮がただよっていました。
彼の晩年は、決して恵まれたものではなかったようですが、晩年には、今も読み継がれている、あの有名な『五輪書』を書き下ろしています。 その『五輪書-地之巻』の中に、次のようなことが書かれています。
世の中に、兵法の道をならひても、 実の時の役にはたつまじとおもふ心あるべし。 其儀においては、何時にても、役にたつやうに稽古し、 万事に至り、役にたつやうにおしゆる事、 是兵法の実の道也。
意味は、
世のなかにおいて兵法などを習い鍛えあげようとも、実際の世事に役に立たないと思うかもしれない。
しかし、そうではない。 何時においても役に立つように稽古をして、何事においても役に立つように教えることこそ、兵法の本当の意味なのだ
ということです。 武道の技術、それ自体は実生活で使うことは少なくても、武道によって鍛えられた体の使い方、呼吸の仕方、力の強弱、バランス、胆力、集中力、持続力などは、実生活に十分に役立ちます。
そして、武道の教えもね(笑)。
人生のどんな場面においても役に立つように備えておく。これが武道を習う本当の意義なのでしょうかね。 いつ、いかなる時でも平常心を忘れないことも、武道の意義だと思います。 どんな事をするにしても、メンタル面は非常に重要です。技術というスキルだけを身につけても、メンタル面を充実させないとね。
■参考文献 新釈「五輪書」―宮本武蔵の哲学を読む
長尾 剛