August 02, 2005
面白き こともなき世を・・・
さて、今日は高杉晋作の辞世の句を紹介します。
高杉晋作の辞世の句は、あまりに有名だし、色んなサイトやブログで紹介されてるので、今まで「あえて」紹介しませんでした。
でも、私なりの解釈を含めて紹介しますね。
これが、かの有名な(笑)、高杉晋作の辞世の句です。
おもしろき こともなき世を おもしろく
辞世の句は「おもしろきこともなき世をおもしろく」であり、下の句は看病していた野村望東尼が「すみなすものは心なりけり」とつけたと言われています。
高杉晋作の辞世の句は、あまりに有名だし、色んなサイトやブログで紹介されてるので、今まで「あえて」紹介しませんでした。
でも、私なりの解釈を含めて紹介しますね。
これが、かの有名な(笑)、高杉晋作の辞世の句です。
おもしろき こともなき世を おもしろく
辞世の句は「おもしろきこともなき世をおもしろく」であり、下の句は看病していた野村望東尼が「すみなすものは心なりけり」とつけたと言われています。
単純に解釈すると、「大して面白くもない世の中を、面白く過ごそうよ」という感じでしょうか。
この明るさと気楽さが、今の閉塞感あふれる世の中に受けているのだと思います。
なんとなく、植木等の「サラリーマンは、気楽な商売ときたもんだ〜」(ふ、古っ)に通じるものがあるような(笑)。
でも、この言葉を真に受けると、現実逃避の逃げ口上になってしまう危険性をはらんでいます。
つまり、
自分の身の回りの辛いものから目をそらして、自分が楽しい事だけにしか目を向けなくなる。
というものです。
例えば、仕事や学校が面白くないから、自分の好きなゲームだけに没頭してしまうという、逃避行動です。
これって、「おもしろき こともなき世を 面白く」
ではないですよね。
高杉晋作は、幕末の動乱の時代を生きた人ですが、「世の中面白くないな〜」といって、現実逃避をしていた人でしょうか?
違いますよね。
たぶん、めっちゃ楽しんでたと思いますよ。
品川の外国人大使館を焼き討ちしたり(これって、悪いことなので真似しないように^^;)、奇兵隊を作って暴れまくったり。
だから、この高杉晋作の辞世の句を見るときには、野村望東尼がつけた下の句、「すみなすものは心なりけり」をセットで見なければいけないと思います。
面白くもない世の中(これは、晋作一流の批判だと思います。決して厭世的なものではないと思います)を、面白く生きるのは、つまるところ「心の在り方」次第だということです。
学校が面白くないからと言って、そこから逃げて面白いゲームをするのではなく、
仕事が楽しくないからと言って、そこから逃げて喫茶店で時間をつぶすのではなく。
学校を楽しめるように、心の在り方を変える。
仕事が楽しめるように、工夫をする。
これが、高杉晋作の辞世の句の神髄だと思うのです。
どんな状態でも、面白くもなり、つまらなくもあります。
どうせ1回きりの人生。
面白くなくてはもったいないですよね。
だったら、自分で面白くなるように工夫をする。
どんな状況でも、面白い事を見つけ出す。
という「心の在り方」が大事なんだと思います。
それにしても、自分が死の間際になって、晋作のような言葉を言えるのかな?
もっと人生、楽しまないとね。
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この明るさと気楽さが、今の閉塞感あふれる世の中に受けているのだと思います。
なんとなく、植木等の「サラリーマンは、気楽な商売ときたもんだ〜」(ふ、古っ)に通じるものがあるような(笑)。
でも、この言葉を真に受けると、現実逃避の逃げ口上になってしまう危険性をはらんでいます。
つまり、
自分の身の回りの辛いものから目をそらして、自分が楽しい事だけにしか目を向けなくなる。
というものです。
例えば、仕事や学校が面白くないから、自分の好きなゲームだけに没頭してしまうという、逃避行動です。
これって、「おもしろき こともなき世を 面白く」
ではないですよね。
高杉晋作は、幕末の動乱の時代を生きた人ですが、「世の中面白くないな〜」といって、現実逃避をしていた人でしょうか?
違いますよね。
たぶん、めっちゃ楽しんでたと思いますよ。
品川の外国人大使館を焼き討ちしたり(これって、悪いことなので真似しないように^^;)、奇兵隊を作って暴れまくったり。
だから、この高杉晋作の辞世の句を見るときには、野村望東尼がつけた下の句、「すみなすものは心なりけり」をセットで見なければいけないと思います。
面白くもない世の中(これは、晋作一流の批判だと思います。決して厭世的なものではないと思います)を、面白く生きるのは、つまるところ「心の在り方」次第だということです。
学校が面白くないからと言って、そこから逃げて面白いゲームをするのではなく、
仕事が楽しくないからと言って、そこから逃げて喫茶店で時間をつぶすのではなく。
学校を楽しめるように、心の在り方を変える。
仕事が楽しめるように、工夫をする。
これが、高杉晋作の辞世の句の神髄だと思うのです。
どんな状態でも、面白くもなり、つまらなくもあります。
どうせ1回きりの人生。
面白くなくてはもったいないですよね。
だったら、自分で面白くなるように工夫をする。
どんな状況でも、面白い事を見つけ出す。
という「心の在り方」が大事なんだと思います。
それにしても、自分が死の間際になって、晋作のような言葉を言えるのかな?
もっと人生、楽しまないとね。
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