June 15, 2005

誰でも楽しみながら空手を習う!これって重要ですね。

すごく魅力的な空手道場を紹介します。
兵庫県明石市に、「星辰館空手」というのがあります。

平成7年4月、阪神淡路大震災の打撃から立ち直れないでいる頃、明石城公園の芝生の上で中年に差し掛かった二人の男が、ジャージ姿でゼェゼェ言いながら突きや蹴りを繰り出している。

これが、星辰館空手の誕生秘話です。

お二人は東京の大学時代に空手を通じて知り合い、大学卒業後一人は関東に、一人は関西と、お互い離れ離れになってしまい、ほとんど会うこともなく15年もの歳月が過ぎていきました。

ところが・・・・

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偶然にもお互い歩いていけるような距離に居を構えることとなり、空手の稽古を再開することとなったのです。

とはいえ二人とも現役とは言えない年齢に達し、元々所属していた流派はお家騒動で戻れないことから、二人で細々と稽古を始めることになったのです。

やがて二人は仲間を募ることにしました。しかし当時は稽古場所にマンションの集会所をお借りしていたため、スペースの関係で5人までの募集が限界でした。

こうして、合計7人のメンバーがそろったことで、クラブのような、サークルのような団体ができ、その名を『星辰館』と名付けました。

星辰館は、年齢・性別を問わず、空手の稽古を通じて健康な身体作りを目指すことをその目的としています。
いわゆる何々流空手といった流派ではではありません。会の名称「星辰」とは星のことであって、流派名ではなくサークル名です。

「将来K-1選手になりたい」とか、「全国大会で優勝するのだ!」等々、競技面を重視するのではなく、空手の稽古を通じて健康な身体作りを目指しています。

要するに、週一回集まって気楽に、だけど稽古は真摯に、空手を楽しむことを目的としたサークルです。

将来のビジョンとして、欧米のスポーツクラブのように、幅広い年齢層が空手に親しめるような場を提供できるサークルになれるように、頑張られています。

・・・・・・・・・・・

強くなるために空手を習う。
大会に出るために空手を習う。
喧嘩に勝つために空手を習う(困)。

空手を習う動機は、人それぞれです。
どれでも「あり」だと思います。
でも、別の道もあります。

空手というと、「こわもて」のイメージが強いですが、空手の動きを通じて、心身の健康を手に入れる、というのも空手の魅力じゃないかな、と思うんですね。

そして、空手を通じて知り合った仲間たちと、楽しみながら、和気あいあいと、空手を楽しむ。
こんな空手に、私はすごく魅力を感じます。

年齢を問わず、性別も問わず、みんなが空手に親しんで、空手の素晴らしさを体験し、自分の人生に役立てる。
素晴らしいと思いませんか?

世の中、格闘技ブームです。
誰が強いか?どの流派が最強か?
そんなことに踊らされないで、空手そのものをもっと楽しんでもいいんじゃないですか?

「星辰館」さんにように、草の根的に楽しむ空手が広まることで、空手に対する世間のイメージも変わってくると思います。
「星辰館」の道場生のみなさん、本当に「楽しんで空手やってます」っていうのが伝わってきます。

こんな道場(サークル)、好きですね。

「星辰館」さんのサイト



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mmmmy60137 at 10:03│Comments(3)TrackBack(1)格闘技雑感 

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1. 星辰館リンク集  [ 星辰館空手 ]   June 15, 2005 22:30
リンク集にある「その他武道関係」カテゴリにある、 「5分で分かる!人生に役立つ武道の教え」 サイト様に、星辰館の紹介記事を載せていただきました。 星辰館の目的にご理解を頂き、設立趣旨を紹介していただいています。 格好よく紹介いただいているので何だかテレくさい

この記事へのコメント

1. Posted by 星辰館空手かんりにん   June 15, 2005 22:23
こんばんわ。

ステキな紹介記事ありがとうございます。
このように格好よく書かれると、なんだかテレくさいですね(^-^;)

ご紹介頂いたように、我々は草の根的な活動を行っております。
教える側、習う側共々が楽しみ、その楽しさの中から「道」としての空手を探求する、そんなサークルでありたいと考えています。
みなさんも一緒に楽しんでみませんか?
2. Posted by 師匠@星辰館   June 17, 2005 23:36
こちらの紹介記事読ませていただきました。
我が事ながら、逆に設立当時の気持ちを呼び覚まさせてもらったような気がします。
ありがとうございました。
これからも地道に等身大の活動を続けていくつもりです。
3. Posted by モリモト   June 22, 2005 11:55
師匠さんからコメントいただけるなんて、恐縮です(汗)。
「空手ができる幸せ」。
私もこの気持ちを忘れないでいこうと思います。
ありがとうございました。

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