June 13, 2005

己(おのれ)に勝ったものだけが成功する。

「成功するためには、成功するまで続ければ良い。」
実に単純な理論ですが、これこそ成功するための究極のノウハウだと思います。
この言葉を言ったのは、松下幸之助。
ね、説得力あるでしょう(笑)。

さて、成功するまで続けるためには、確固とした夢や目標が必要になります。
夢や目標がないと、ゴールを知らされずに走るようなもんですから、道半ばで倒れてしまいます。
ただ、成功するためにはもう一つ大切なことがあります。


それは、自分に打ち勝つこと。
あらゆる誘惑や、怠惰心から、打ち克つことが大事になります。
「飲みにいきたいな〜」
「テレビで面白い番組があるから、勉強は明日にしよっと」
「ちょっと休みたいなー」

と、夢に向かう途中には、様々な誘惑があります。
実際、それらの誘惑に打ち克つことができないと、夢半ばで挫折してしまいます。
これは、武道の教えにも当たり前のようにあります。
技術を身につけるためには、人一倍しんどい思いをしなければならないからです。

「一日休めば、三日遅れる」

という教えが、武道にはあります。
厳しいですよね。
でも、これは真実です。
あるレベルに達するまでは、諦めずに続けること。
極真空手の道場訓に、こんな一節があります。

「吾々は質実剛健を以て 克己(こっき)の精神を涵養(かんよう)すること」

克己の精神とは、「自分に打ち克つ精神」のこと。
自分に打ち克つ精神を養うのが、武道の世界です。

これは、武道に限らず、人生のあらゆる局面で必要になる精神です。
泥臭い、古くさい、と思われるかもしれませんが、この精神なくして、成功はありません。

成功を目前にして諦めるか?
成功するまで諦めずに続けるか?

あなたは、どっち?


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mmmmy60137 at 13:02│Comments(1)TrackBack(1)大山倍達 

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1. 書評3 続 道をひらく 松下幸之助著  [ ベンチャー企業の社長読書 {千冊一夜物語} ]   June 14, 2005 08:24
ベンチャー社長の読書71冊目。 尊敬している松下幸之助氏の本を読みすぎたため、書いてある内容がだんだん 重複してきている。(書評に書いていない本もあるので) それゆえ、この本を読んでも、感動が薄くなってしまいました。 私は、”道をひらく”(この本の第1弾)

この記事へのコメント

1. Posted by ベンチャー社長   June 14, 2005 08:29
初めてコメントさせてもらいます。
武道の精神と松下幸之助氏のコメントを
結びつくのってとてもすごいですね。
(脱帽)

一日休むと3日遅れるの話は、とても
心に残りました。お話を聞けてよかったです。

今日、松下幸之助氏の本についてブログに書いたのでトラックバックさせて頂きました。
もし、よろしければ私のサイトからも、トラック
バックしてください。勝手にコメント及びトラック
バック致しましたが、どうかよろしくお願いします。

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