June 08, 2005

あなたは後悔してる?

後悔しない生き方って出来るの?
今日はこのテーマです。

宮本武蔵は、「我、事において後悔せず」
という名言を遺しました。
人生、誰でも後悔はしたくないですよね。充実した人生、思い通りの人生、幸せだと思える人生。
例えば宮本武蔵のこの言葉は、どんな事が起こっても後悔しないゾ!
という覚悟のようなものが垣間見えます。

でも、逆説的に見ると「後悔せず」というのは、後悔している人間だから言う言葉のようにも思えます(笑)。
だって、本当に後悔していなかったら、「後悔せず」という一種やせ我慢的な言葉は出てこないように思うんですよ。
宮本武蔵は、本当は大名になりたかったんじゃないか?
大名とまでいかずとも、有名な藩で剣術指南役として抜擢され、栄華を極めたかったんじゃないか?
という説もあるほどです。
武蔵が後悔しない人生を歩んだかというと、たぶんそうではなく、色んな後悔をしていたんだろうと思います。

そこでもう一人に登場してもらいましょう。
たぶん日本史上で一番の栄華を極め、一番贅沢な暮らしをした人、豊臣秀吉です。
秀吉は、死の間際にこんな詩を遺しています。

露と落ち露と消えにし我が身かな浪速のことは夢のまた夢

露のように生まれた自分が、また露のように死のうとしている。
浪速(大坂)での栄華も、自分によっては夢をみていたようだ。

という意味でしょうか。
あの栄華を極めた秀吉でさえ、死の間際になってこんな詩を遺しています。

見方によっては、「ああ面白かった。この世ではいい夢を見させてもらったぞよ」
と言ってるようにも思えますが、跡継ぎに不安のあった秀吉にとって、豊臣家の将来を案じる所もあり、完全に満足してあの世へ旅立つことはできなかったんじゃないかな、と思います。

武蔵でさえ、秀吉でさえ、後悔はするんです。
私みたいな凡人は、そう考えると後悔だらけだし、後悔しても「別にええやん!」って感じで開き直れます。

そう、別に後悔しても良いと思うんです。
その後悔から、何かを学べるんなら。

と、言うことでモリモトの名言。

「我、事において後悔しても、別にええやん」


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mmmmy60137 at 11:53│Comments(0)TrackBack(0)戦国武将 

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