May 25, 2005

格闘技 オススメの本 【人間空手】

人間空手
中村 忠
4079340567


世界誠道空手道連盟会長の中村忠会長の著書です。


中村忠会長は、知る人ぞ知る、元極真会館の北米委員長として、アメリカに極真空手を広めた人です。

最年少で黒帯を取り、ムエタイにも勝利するなど、実力的にも抜きん出ていました。それよりも人格的に素晴らしく、極真会館の次期館長とまで言われていた人です。

訳あって、極真空手を脱退(破門)し、自ら誠道塾を主宰しています。

その中村忠の半生を綴ったのが、この「人間空手」です。
著書の名前の通り、力や技、強さだけを追い求める日本の空手界に警鐘を鳴らし、相手に勝つことよりも、昨日の自分に勝つことを目的とした、人間形成の手段としての空手を目指しています。

「人間空手」の中には、極真空手に入門したきっかけや修行時代の話。
ムエタイに挑戦した話、第1回世界大会の話、梶原一騎の話など、極真時代の秘話が数多く出てきます。

そして、極真脱退の話なども。
当時の極真は、いろいろとあったんですね。なんか、ちょっとダーティな部分もあったりして・・・。

本書で一貫して主張しているのは、強さだけを求めるのが、空手ではないよ、ということです。
人間形成の手段として、空手が存在するんですよ、ということです。

空手とは何か?
人によって様々ですが、生涯空手を修行する決意のある人は、読んでみる価値はあると思います。

「力よりも技 技よりも心」

その考え方がよく分かります。

私が共感したのは「どんな環境においても、それが今の自分にとって一番良い環境であると思うこと」そして、「その環境の中で、精一杯の努力をすること」という考え方です。

空手経験者だけじゃなくて、広くみんなに読んでもらいたい一冊です。

人間空手
中村 忠
4079340567




mmmmy60137 at 00:13│Comments(0)TrackBack(0)格闘技の本 

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