May 05, 2005

高杉晋作から学ぶ 

今日は、幕末の志士、高杉晋作の言葉を紹介します。
 
高杉晋作。いわずと知れた長州の奇才。
吉田松陰の松下村塾で、久坂玄瑞と共に松門の双璧と称された男です。
 
後に、日本でおそらく初めての、町民・農民による軍隊である、「奇兵隊」を創立、常に幕末において、他の志士とは異なる光を放ち続けた人物です。
 
残念ながら、1867年4月に、倒幕を見ることなく、結核で病死しました。
 
私は、大好きなんです。高杉晋作が。
坂本竜馬と並んで、好きな英雄です。
 
その、高杉晋作が言った言葉を紹介します。

「おれは父から教えられた、男子は決して困った、という言葉を吐くなと」。どんな事でも周到に考えぬいたすえに行動し、困らぬようにしておく。それでなおかつ窮地におちた場合でも、
「こまった」とはいわない。困った、といったとたん、人間は知恵も分別も出ないようになってしまう。
「そうなれば窮地が死地になる。活路が見出されなくなる」


 
言葉というのは、不思議なものです。
 
確かに、「困った」といえば、本当に困ってしまうし、「何か策があるはずだ」といえば、本当に何か策を考え始めます。
 
普段から、先を読んで、困らないようにしておくというのも、生活やビジネスにおける知恵です。
 
実際、仕事のデキル人は、先の先まで読んで、起こるであろう事態を予測して行動しています。
だから、困ることが少ないんですね。
 
でも、ここからが大事なところ。
 
それでも困った事態に遭遇した場合に、決して「困った」と言わないことです。
 
困ったと、言葉に出したとたんに、知恵が出なくなります。
これは、真実です。
 
試しに言ってみてください^^
 
「困った」と言えば、そこから新しい解決策を考えられなくなります。
でも、
「何かこの問題を打開できる方法があるはずだ」と言えば、絶対に、問題を打開する方法を考え出そうとします。
 
この高杉晋作の言葉。
 
「困った」と言わない。
 
私は、人生を生きるための、素晴らしい知恵だと思います。
 
 
▽ 高杉晋作について書かれた小説を紹介します。
 
吉田松陰に十八歳で出会い、師事。
それ以降、維新革命に尽力し、二十八歳でこの世を去った高杉晋作。
時代を駆け抜けた、傑出した人間の型破りの青春の客気を、晋作自身の視点を通じ描いた、新しい視点での歴史小説です。
 
高杉晋作は、めっちゃ型破りな人物です。
こんな型の人間は、乱世でしか生きられないと思います。
 
多分、今の世の中に生まれていると、世間から白眼視される、変わり者の嫌われ者になってるでしょうね^^;
 
でも、それだからこそ、余計に憧れるんです。
 
 
▽ 司馬遼太郎といえば「竜馬がゆく」ですが(って、勝手に決めつけ)、高杉晋作の事も、しっかり書いてます。
前半は吉田松陰、後半は高杉晋作。ぐいぐいと、維新の世界に引き込まれます。
長州は、幕末において、特異な存在ですね、それにしても。
でも、彼ら長州人の、一種狂騒的なエネルギーがなければ、明治維新は成立しなかったでしょう。


mmmmy60137 at 23:01│Comments(5)TrackBack(1)幕末の偉人 

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1. 世に棲む日日(読破編)  [ DROP-IN ]   May 06, 2005 02:40
「世に棲む日日」司馬遼太郎・著(全4巻)幕末の長州を主な舞台とし、前半は吉田松陰を、後半は高杉晋作を中心にした話。やっと読破した!!4巻は、高杉のクーデター〜長州新政府の樹立〜対幕府軍の戦。高杉の行動力に驚嘆すべきである。●最初高杉は「尊王攘夷」を唱え...

この記事へのコメント

1. Posted by ひーろ   May 06, 2005 00:15
トラックバックありがとうございます。
高杉晋作は、あの時代にあって型破りですごい人ですよね。
発想が先に進んでると言うか…。
さすが、歴史上に名を残した人物だと思います。
2. Posted by syunpoo   May 06, 2005 02:05
トラックバックありがとうございます。
高杉晋作の『困ったというな』という話は、僕も一度本で読んだことがあります。
こちらの記事にも書いてあるとおり、言葉って本当に不思議なものだと僕も思います。

紹介されている司馬遼太郎の『世に棲む日々』。ぜひ、読んでみます。
また、遊びに来ます。
3. Posted by フナサマ   May 06, 2005 02:53
トラックバックありがとうございます!!早速私もTBさせて頂きました!!
初めてです!楽天以外の方から!!どこから辿り着いたんですかぁ〜!?
いやぁ、とっても嬉しいです。ここにも高杉晋作ファンがいたんですね!竜馬も、もちろん好きですよ!
どちらもその時代に必要だから遣わされたと思いたくなる様な人物です。
「困った」と言わない これは私もとても印象に残っています。
確かにそうですね。歴史の中からビジネスに活かす。
同じ人間なのだから実行できるはずですよね!
これを読破したのが仕事を辞めてからですが、来週また働き始めるので今度は参考にしたいと思います。
4. Posted by 栖流行   May 08, 2005 13:00
トラックバック、ありがとうございます。
ご縁に感謝します。

幕末は型破りな「乱世の英雄」がものごっついっぱいいた時期で、ついその「派手」なところに目がいくのが人情ですが(笑、彼らが実はとっても「地べたに足。」な人たちであることが、本を読むとわかりますよね。
「こまったといわない。」というシンプルなポリシーが彼のあらゆる「型破り」な行動形式に結果としてなった、というのは、とてもとても面白いと思います。

きっと当時も「白い目」だったと思いますよ(笑、多分。本人が気にしないで、「困った」といわなかっただけで(笑。

「シンプルなポリシーを守れる」から、ワレワレは彼らに憧れたり勇気づけられたりするんだと思います。
5. Posted by ハラキリ   February 28, 2006 20:12
高杉晋作はかっこいいです!なんか、彼は明治で一番パンクな存在だった気がします

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