May 02, 2005
大山倍達の教え 呪ってでも倒せ!・・・って、オイ!
何事をするにも、工夫が必要です。努力するのは尊いことですが、そこに工夫がなければ、努力は活きてきません。 それを端的に言い表した、大山総裁の言葉をどうぞ。
右手がダメになったら左手を使え。手がダメになったら右足を使え。右足がダメになったら左足を使え。それがダメになったら頭を使えよ。それでもダメだったら呪ってでも倒せ。それが極真だよ 君―ッ。
えっと、この言葉はそもそも、極真の戦い方というか、根性論を述べたものだと思います。
でも私は、別の意味にとらえています。
右手がダメになったら、そこであきらめるんじゃなくて、他の方法を考えて試してみろ!と、とらえてるんです。 要するに、一つの方法でダメだったら、すぐに他の方法を考えろ。ということです。
実生活でも、ビジネスの現場でも、一つのやり方に固執して、それがダメだったら、すぐに諦めて「このやり方はダメだ」という結論を出してしまいがちですよね。
でも、もしかしたら努力の方向性が間違ってるかもしれない。すると、他の方法を試したら別の結果が出るわけですよ。 自分が考えられる、ありとあらゆる方法を試してみる。 これが大事なんじゃないかな。
それと、もう一つ大事なこと。 大山総裁は、「呪ってでも倒せ」と教えてくれてます^^;
これは、「相手を倒す」という目標がある以上、どんな事をしてでも達成しろ!その気概を持て! という、強烈なまでの目標達成に対する意識です。
まさか、営業マンに「呪ってでも契約を取ってこい!」とは言えませんが(笑)、目標はなにがなんでもやり遂げるという、断固たる決意を持ちたいものです。 と、いうわけで今日の教えは、「呪ってでも倒せ!」でした。
このブログでは大山総裁の教えをたくさん紹介していますが、大山総裁の教えは、必ず人生に役立つとの確信を持っています。
今日紹介する、大山総裁の本は空手のみにとどまらず、本当に人生に役立つ教えが凝縮されています。
強さとは何か? 何のために戦うのか? なぜ、強くあらねばならないのか? 大山哲学にこそ、その問いを解く鍵があります。立志・修練・礼節の意味から結婚・金銭の考え方までを、自身の強烈な体験と知友から得た金言をもとに直伝。
真を極めた世界最強の男“マス大山”が、自ら「魂の叫び」と称した名著が復刻されました。 技術論だけの自己啓発書は、たくさんありますが、心身両面にわたって自己啓発に活用できるのが、大山総裁の教えです。新社会人には、最良の自己啓発書だと思います。
当然、私みたいに疲れが顔に出ているオッチャンにも効きます。 「人生とはなにか?」 その答えが分かると思いますよ。大山倍達が、単なる武術家じゃなく、知性と教養を兼ね備えた、真の武人だったことも、よく理解できます。
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この記事へのコメント
私も大山総裁に憧れて空手を始めたんですよ。
ブログのこと、お褒め頂いてありがとうございます。
コツコツと続けていきますので、これからもよろしくお願いします!