April 30, 2005

■宗道臣の教え まずは自分を大事にすること

少林寺拳法の教えに、

自他共楽

というのがあります。
これは、「半ばは己の幸せを 半ばは他人の幸せを」

という教えとリンクするんですが、自分も他人も共に楽しむ、という意味です。

さて、ここで注意するのが、「自分」が先に来ていることです。
「半ばは他人の幸せを 半ばは己の幸せを」では無いんですね。

それには、深い意味があります。
少林寺拳法の開祖、宗道臣は、1980年に言った言葉に、その意味を解く鍵があります。



自分自身を大事にしない人間があったら、おかしいのであって、己がまず第一だ。
しかし、己が全てではない。相手がある。
半分でも相手のことを考えてあげる。相手の、まして幸せを願うようになったら、戦争なんかいっぺんでなくなるっていうか、起きるはずがない。
もちろん、夫婦の争いもなければ、仲間同士の撃ち合いもないはずれある。




ポイントは、「己がすべてではない」というところです。

人は、ついつい自分の事ばっかりを考えてしまいますよね。
って、私もいつもそうなんですが(汗)、

半分は、他人のことを思いやる。
でも、最初に大事にするのは自分だよ。
ということです。

自分はどうでもいいから、他人に幸せになってもらいたい・・・

ってのは、めっちゃ格好いいですけど、凡人には不可能です(笑)。

自分を大事に出来ない人が、他人を大事にできるはずないと思いますから。

さて、この教え、あなたならどう生活に活かしますか?

mmmmy60137 at 00:46│Comments(0)TrackBack(1)宗道臣 

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1. 「少林寺」でブログ検索してみました。  [ 日刊カタログ ]   May 12, 2005 09:56
「 少林寺 」の検索結果で、「5分で分かる!人生に .. 」さんを紹介させていただきました。つながり系サイトです。

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